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八潮愛100%の推奨品「八潮かりぃ」完成

 八潮市は今月1日から、特産品の小松菜を使用したレトルトカレー「八潮産小松菜パウダー100%使用 八潮かりぃ 小松菜×キーマ」を開発し、販売を始めた。
 同市と包括連携協定を締結した日本薬科大学( 丁宗鐵学長、本部・伊奈町)が市側に提案し、開発を進めてきた。開発は同大学生らが栄養や食材の組み合わせなどをアドバイスして、市内のカレー店「きーCURRY」や市職員らが協議を重ね、試作を繰り返しながら、スパイシーでおいしいカレーを完成させた。

 新商品「八潮かりぃ」の特徴は、ビタミンCやカルシウム、鉄、食物繊維などの栄養素が豊富な小松菜を乾燥させて粉末状にして使用したところ。粉末状にすることで、小松菜の苦みが抑えられ、栄養価も上がることに注目したという。
 開発に携わった同大3年の宮腰光輝さん(22)は「小松菜の栄養素が取れて体にもよく、おいしいカレーになった」と完成を喜ぶ。
 「きーCURRY」オーナー兼店長の齊藤公幸さん(42)は「味やパッケージにもこだわり、八潮愛100%のレトルトカレーが完成した。薬膳料理の独特の味はなく、“八潮のお土産”としても活用してもらえれば」と話す。

 大山忍市長は「今後の地場産業の振興に結び付く可能性を秘めたカレー。ぜひ皆さんに食べてもらいたい」と推奨している。
 販売価格は650円(1人前、200㌘、中辛)。4月から「きーCURRY」の店頭や八潮市内のサービスエリアで販売しているほか、今後、市内の農協やスーパーでも販売する予定。

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「八潮かりぃ」プレゼント 読者5人に抽選で

 東武よみうり新聞社は、上記(本紙2面)で紹介したレトルトカレー「八潮産小松菜パウダー100%使用 八潮かりぃ 小松菜×キーマ」を抽選で5人にプレゼントする。
 市内のカレー店「きーCURRY」(齊藤公幸オーナー兼店長)から提供を受けたもの。小松菜を粉末状にして栄養価をあげたレトルトカレーで、薬膳料理特有の味わいはなく、スパイシーでおいしい。1箱1人前200㌘で、辛さは中辛。賞味期限は約2年。転売は固く禁止する。

 希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号、年齢、契約購読している読売新聞販売店名(YC)を明記し、〒343・0843 越谷市蒲生茜町3の9 東武よみうり新聞社「八潮かりぃ」係まで。締め切りは4月22日到着分まで。当選発表は発送に代える。