八潮市上馬場の国内最大級の台数を誇るクレーンゲームセンター「エブリデイとってき屋東京本店」で1日、運営会社「東洋」(本社・北本市、中村秀夫社長)による「クレーンゲーム入社式」が行われた。今年の新入社員は大学、高校、専門学校の新卒者30人。入社式は毎年、社員がアイデアを凝らし、クレーンゲームを取り入れたユニークな形で実施している。
今年は、新人社員の「運動会みたいな入社式を」との発案で、「クレーンゲーム運動会」が実施された。「苦手なことにも逃げずに挑戦、克服をしてほしい。4T(共に学び、共に成長、共に笑顔、共に豊かになろう)で一緒に頑張ろう」との中村社長の訓示や、先輩社員、新入社員の自己紹介の後、クレーンゲーム運動会が始まった。
女性、男性の紅白チームに分かれ、指定されたクレーンゲームの景品を制限時間内に獲得する「借り物競争」、取った景品の合計の重さを競う「玉入れ」、菓子の景品を取って次の人につなぐ「リレー」の3種目で汗を流した。
新入社員は、はじめは、景品が取れず苦戦していたが、先輩社員らのアドバイスを受けながら、景品を獲得。玉入れでは、より重い景品をと、一人でパイナップル2個を獲得する新入社員も。最後に新入社員に入社証書と社章が授与されて入社式を終えた。
「とってき屋東京本店」に配属された、野本夏音(かのん)さん(22)と同行田店の嶋中彩花さん(22)は「アットホームで楽しい入社式だった。これからも笑顔で新しいことにチャンレンジしたい」と張り切っていた。