コロナ禍で、県赤十字血液センターの“献血バス”の受け入れキャンセルが相次ぐ中、八潮市の市民団体「八潮明るい社会づくり運動協議会」(大久保龍雄会長)は16日、同市役所に隣接する八潮メセナで、献血バス1台を配車し、献血を実施した。同協議会メンバーらは、周辺の4町会や同市役所利用者などに献血を呼びかけた。
同日は58人が受け付けをし、200㍉・㍑3人、400㍉・㍑48人の計51人から採血できたという。
同血液センター事業推進一部の武井浩充部長は「コロナのため、延期してきた手術にも限度がある。昨年9月から今年1月までに手術が増え、血液が必要となった」とし、「配車のキャンセルが多い中、応援していただけるのはありがたい」と感謝していた。