草加市は、4月1日からコンビニエンスストアなどに設置されている複合コピー機などの端末からの証明書発行の手数料を一律100円にすると発表した。従来は200~450円かかっていた。2年間限定の措置という。
電子証明書搭載の「マイナンバーカード」(個人番号カード)を使用し、各種証明書の交付が受けられるサービスで、同市に住民登録している人が利用できる。
対象となる証明書は、「住民票の写し」、「戸籍の附票の写し」、「住民票記載事項証明書」、「印鑑登録証明書」、「課税(非課税)証明書」、「所得証明書」、「納税証明書」、「戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)及び戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)」の8種類。
利用時間は年末年始やメンテナンス時を除き、毎日午前6時30分から午後11時まで。ただし、「戸籍謄本や抄本」と「戸籍の附票の写し」は、年末年始やメンテナンス時、土・日曜、祝日を除いた平日午前9時から午後5時までとなっている。同市役所窓口でも前記各証明書の発行は可能だが、手数料は通常通り、200円~450円ほどかかるので要注意だ。
同市市民課は「届け出の状況により、証明書に最新の内容が反映するまでに、時間や日数がかかる場合もあるが、市役所窓口の混雑緩和を期待して導入を決めた。市民の利便性向上につながれば」と話している。