子ども会活動に参加する人たちが減少する中で、「草加市子ども会育成者連絡協議会(草子連)」(本多惠子会長)は、市内の子どもたちのイベントの企画運営を手伝う「ボランティア登録スタッフ制度」を新設し、登録スタッフを募集している。
「子ども会」活動は、主に小学1年から6年までの子どもたちが集まり、地域のコミュニティー活動を通し、「成長・発達に必要不可欠な経験を得ること」を目的に行われている。しかし、最近は「少子化」をはじめ、「学習塾や習いごとで時間がない」「遊び場の減少」といった理由や、「子ども会は不必要」「参加したくない」と考える人も少なくなく、参加する人たちが減少している。
1969年1月発足の「草子連」でも、最近のスタッフ不足で、子どもたちのイベントを思うように開催できず苦慮してきた。募集するボランティアスタッフは、中学生から50代まで。「地域の子どもたちのために何かしたい」「草加のために自分の力を発揮したい」という熱い思いを持った人―という。予定しているイベントは、クリスマス会やハロウィーンパーティーなどの“季節イベント”や、キャンプ、遠足などの引率、小学校での宿泊体験、防災体験など。
中・高・大学生の「ジュニアリーダー」と協力して企画運営にあたる。開催頻度は1、2か月に1回程度。毎回参加する必要はないという。本多会長(66)は「子どもたちの健全育成、次世代のために、ぜひ協力してほしい」と呼びかけている。
希望者はインターネットGoogleの申し込みフォーム(https://forms.gle/rTgK3Jb3ZYPX9fBg6)から必要事項を入力し申し込む。「草子連」で審査し、後日、結果をメールで連絡する。
<問い合わせ>「草子連」副会長の安高さん☎090・1668・0442