越谷市の市民団体「ライフヒストリーデザイン」(根岸幸徳代表)は、「自分らしく生きたい女性のためのライフシフト・サロンカフェ」の第1回目を15日午後1時30分から4時(途中参加、途中退出も可)まで、同市越ヶ谷3丁目の「まち蔵カフェ」で開催する。初の試みで、1月から6月まで、第2土曜日と第4日曜日に開催する。
同市民団体代表の根岸さん(64)は昨年10月に、終活のいろは講座「ライフシフトセミナー」を開催したところ好評で「サロン形式」で定期的に開こうとなった。
終活は人生の終わりについて考える活動。「ライフシフト」とは、長寿化で「人生100年時代」をどう生きるかを考えること。これまで「教育→仕事→引退」だったのを寿命が延びたことで70代、80代まで働くことが当たり前になり、「仕事」のステージが長期化。定年退職後も「ダブルワーク」や「フリーランス」などで収入を得て、生きていく人が増えるという。
今回のサロンは対象を女性に絞って、お互いに“今後の生き方”などについて議論する。参加予定は子ども食堂を運営する40代のシングルマザーや30代独身のデザイン会社勤務の会社員。40代独身の日本語教師など。
サロンは参加費500円(飲み物付き)。2、4、6月の第4日曜日は春日部市一ノ割1丁目の「幸せのgreen cafe TETOTE」で行う。こちらは参加費2000円(トークセッション&ランチ、飲み物付き)。
根岸さんは「この変化の著しい時代を生きるためには、『新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていること』が必要。参加者同士が気軽にお茶を飲みながら将来について話し合いませんか。ライフシフトのはじめの一歩を踏み出すために、ぜひ参加を」と呼びかけている。
<申し込み・問い合わせ>ライフヒストリーデザインの根岸さん☎090・8046・6985。
越谷に女性の「ライフシフトサロン」・毎月2回開催