草加商工会議所 上棟式で餅まき
草加商工会議所(野崎友義会頭)は17日、同市中央で建設中の「草加商工会議 所会館」の敷地内で上棟式を実施した。「餅まき」も行われ、多くの来場者でにぎわった。
この日は、野崎会頭が会長を務める市内の廃棄物収集運搬処理業「SCS」が草加市よさこい振興会(保坂紀生会長)に寄贈した地方車をステージとして設置。そこから野崎会頭や商議所のメンバー、来賓者らがお菓子や餅、当たりの景品と交換できるカラーボー ルなどを勢いよくまいた。
式典で野崎会頭は「市内事業者の事業活動を応援するため、設計から施工まで市内の業者にお願いした」と強調。さらに、来場した市民らに「工事期間中はご迷惑をおかけするが、餅まきがわずかでも恩返しになれば」と述べた。また、来賓者を代表し山川百合子市長は「多くの人々の期待が集まった上棟式。完成を心待ちにしている」と述べた。
「上棟」とは、柱や梁などの基本構造を完成させ、屋根を支える棟木を取りつける工程のこと。また、「餅まき」は神様に供え物(餅)をして厄災をはらってもらう儀式で、工事中に世話になった人々へ感謝や近隣住民に福を分けるという意味合いも含まれている。
同会館は来年3月竣工の予定。