「~三郷流山花火大会~ MISATO HANABI ga NIGHT(花火がないと)」が5日、三郷市の江戸川運動公園で開催され、雨が降りしきる悪天候ながら、大勢の来場者でにぎわった。
大会を主催した同市商工会青年部の神谷譲部長はオープニング式典で、「中心となったメンバーは、昨年か今年、初めて関わった人がほとんど。青年部では変化を恐れず毎年さまざまなことに挑戦する」と強調し、「花火を楽しんで」とあいさつ。
同市の木津雅晟市長は、開催に尽力した人々を称えながら、「今後も地域の発展に向けまちづくりに励んでいく」と述べた。
その後、音楽に合わせて約6000発の花火が打ち上げられた。対岸の千葉県流山市でも「流山花火大会」が同時に実施され、花火の競演に会場は肌寒い空気を吹き飛ばすように歓声と熱気に包まれていた。
三郷市内から来た親子は、「雨の中で見る花火も風情があっていいと思った」「花火が見られてよかった。とてもきれいだった」などと喜んでいた。