八潮市木曽根の「中川やしおフラワーパーク」で14日、「八潮花火フェスティバル2024」が開催され、約2万人(主催者発表)が夏の夜空を彩る花火を楽しんだ。
会場は2時にオープン。来場者は地元の特産品、キッチンカーや模擬店、八潮南高校や大原中の吹奏楽部の演奏などを楽しんだ。
打ち上げ時間が迫ると、会場の熱気は最高潮に。「やしお」にちなみ840発の花火が打ち上げられると、来場者は夢中になってスマートフォンやカメラで撮影していた。
イベントは「WAKUWAKU840」(鳥海晃平代表)が主催した。鳥海代表は昨年、八潮青年会議所(八潮JC)の理事長として「八潮ランタンフェスティバルwith花火」を開催し、TX(つくばエクスプレス)が開業した2005年以来となる同市内での花火を実現させた。昨年、八潮JCを卒業したが、多数の市民から「今年もぜひ花火大会を」という要望の声が多く寄せられたことから、八潮JCのOBが発起人となり、「WAKUWAKU840」を立ち上げた。
鳥海代表は「八潮の地域文化を築き、ワクワクするような魅力づくりと地域の子どもたちが大人になっても記憶に残る未来づくり事業として、今後も活動していく」と話していた。