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三郷/泡まみれ はじける笑顔

三郷で盆踊りが大盛況

 泡フェスと盆踊りをかけ合わせた野外イベント「泡あわ×ボンBON」が8月17、18の両日、三郷市のにおどり公園で開かれ、約1万2000人が訪れた(主催者発表)。

大量の泡が放出され、バブルタイムに突入❢


 盆踊りと泡を噴きだす器材を使ったバブルフェスを組み合わせたイベントで、今年で3回目。公園に隣接する「三郷中央におどりプラザ」と、同施設を拠点に活動する女性のコミュニティー団体「ミーモアミサト」(深井えり子代表)が共催した。


 両日とも、公園内に組まれた櫓の周りで、まずは「三郷音頭」や「炭坑節」などの盆踊りから始まり、その後、バブルマシンで大量の泡を放出するバブルタイムに突入した。今回は専門家がバブルマシンを使用し、音楽に合わせて放出量を調整した。バブルタイムに入ると、櫓の周りに多くの人々が殺到し、スマートフォンで写真や動画を撮影しながら噴出された泡にまみれ、大いに盛り上がった。


 18日には六本木や渋谷などで活躍するDJのプリティドラゴンさんが音楽でバブルタイムを盛り上げた。
 イベントを彩るキッチンカーや縁日は両日で出店やブースが入れ替わった。会場にはビアガーデンエリアもあり、来場者は暑さを忘れて楽しんでいた。


 「ミーモアミサト」の深井代表(44)は、「初開催の時から大きな反響があり、昨年から2日間に拡大した」と強調。「今年も多くの人に来場してもらい、笑顔いっぱいの時間を過ごしていただけたようで、主催者冥利に尽きる。三郷の夏のイベントとして定着しつつあってうれしい」と話していた。

 「ミーモアミサト」は2020年6月、コロナ禍で地域社会が閉塞する中、「女性がもっと地域や社会に参加しよう」と深井代表が呼びかけて結成。20~50代の会社役員、フラダンス講師、専業主婦、ブロガーらが集まり、それぞれの才能や資格を生かし、地域の活性化につなげようと活動している。