本社旗少年野球/山野が頂点 準優勝に長栄

　山野の強力打線が初回から爆発した。
　山野は一回、先頭･中井が左前安打。一死後、三浦の右前安打で先制点を挙げた。続く増田から、伊藤、高松、打者一巡して中井と本塁打攻勢で、大量９点を挙げた。
　二回にも増田の本塁打などで３点を追加。三回には中井が３打席連続となる本塁打。増田もこの試合３本目となる本塁打を放つなど12点を挙げ、突き放した。
　草加は三回、四球と敵失で無死１、２塁とした後、鈴木、北村の連続安打などで３点を挙げたが、後が続かなかった。

　打撃力アップが課題
　｢草加ボーイズ｣本村洋平監督
　｢チーム一丸となって戦ったが、力が及ばなかった。守備は問題ないと思うので、打撃力のアップが今後の課題だ｣

　両投手の好投で許した安打は６ずつと引き締まったゲームとなったが、接戦を制したのは長栄だった。
　長栄は一回、先頭の田中が左前安打し、二盗。送りバントの後、敵失で先制した。二回には先頭の木幡が左越え二塁打。内野ゴロの間に２点目を挙げた。三回には五十嵐が左前安打。一死後、伊藤が左越え本塁打を放ち、２点を追加した。
　瓦曽根は三回まで相手投手に抑えられていたが、四回二死後、鶴渕が左前安打。続く鳥居が左越え本塁打で２点を挙げたが、反撃もここまでだった。

選手の伸びしろ期待
　｢瓦曽根ジャガーズ｣清水浩一監督
　｢序盤に点が入らず、１本出なかったのが響いた。朝に弱く、エンジンのかかりが遅かった。伸びしろがあるので次は頑張りたい｣