三郷市子ども会育成連絡協議会(浅野俊一会長。以下、三子育連)はこのほど、同市と連携し、市のいいところが詰まった「〝三郷のいいとこ〟カルタ」の支援事業を来年3月まで実施すると発表した。
支援内容は、三子育連からの指導者スタッフの派遣や、同カルタ、カルタマット、ジャンボカルタなど備品の貸し出しのほか、大会などの開催時に同カルタのパッケージデザインを使用したオリジナル図書カード(500円分、最大7枚まで)の景品補助。
対象は、子ども会や市内の小中学生10人以上の参加者がいる事業。支援事業のスケジュールや申し込み期日などは、市のホームページ、または市の情報配信専用アプリ「ポケットみさと」で確認することができる。浅野会長は「三郷市の良いところを子どもたちに知ってもらい、後世に伝承していくためのPRの一環。カルタが広く市民になじんでもらえたらうれしい」と話していた。
同カルタは2020年、それまで「彩の国21世紀郷土かるた」を使って大会を開催していたが、コロナ禍で活動制限を受けたため、代替策として制作された。市内の小中学生2921人からカルタの名前797点、読み札4132点の応募があり、21年4月、同市の自然や歴史、産業や文化をつづったカルタが完成。5月から650円で販売を開始した。
また、9月30日まで「ポケットみさと」を活用したデジタルスタンプラリーを、さらに、10月12日午前10時~正午には同市勤労者体育館でカルタ大会やカルタ○×クイズなどを開催する。
<問い合わせ>三子育連事務局の三郷市青少年課☎︎953・1040