好きを見つける活躍の場 「つなぐば」６周年に500人
ママたちが店や教室などを開いている｢シェアアトリエつなぐば｣(運営･つなぐば家守舎（やもりしゃ）。小嶋直代表・草加市八幡町９３５の４)で６月22日、６周年イベント｢６周年だヨ！ つなぐば文化祭だヨ 全員集合｣が行われた。45店舗が参加、ＳＮＳの呼びかけなどで約５００人の来場者が集まり、大いに盛り上がった。
｢この光景が６年間の積み重ね｣と、小嶋代表は来場した家族らの笑顔を見てうれしそうに話した。つなぐばは２０１８年６月、｢仕事につながる、母とつながる、地域とつながる｣をコンセプトにオープンした。カフェやアトリエ、仕事スペースなどがあり、隣の八幡西公園で子どもを遊ばせるなど、新しい日常の風景を作り出している。
｢活動内容を知ってもらいたい｣と、つなぐばのカフェ店長・福澤博子さん(38)が現場を指揮した。言葉に力が入るのは、６周年を迎え、｢ここで育った人たちが力を付けて巣立っていく｣からだ。アトリエにいた作家、カフェのお菓子係など何人かが自分の店を持ち、つなぐばを離れる。彼女たちにエールを送るとともに、新しいメンバーを募集中という。
｢つなぐばは自分の『好き』を見つけられる場所。活動の場。ちょっとでもやってみたいと思う人は、気軽に１デイで借りられるワークショップもあるので利用してほしい｣と話す。
小嶋代表は今後、｢草加市新田地区で新しいことを始める｣と言う。｢新田ばかりではなく、草加全体を盛り上げたい｣と松村美乃里取締役も話し、つなぐばをさらに広げる予定だ。
＜問い合わせ＞
シェアアトリエつなぐば
☎︎９４８･８２４０