おいしさを全国に発信
八潮市の特産品である枝豆をPRする「やしお枝豆ヌーヴォー(枝豆解禁)祭」が5月25日、つくばエクスプレス八潮駅前の「やしお駅前公園」で開かれ、約4700人(主催者発表)が来場した。八潮市商工会主催、八潮市共催、やしお枝豆まつり実行委員会主管。
会場では枝豆と合う生ビールの販売や枝豆の試食会、枝付きや袋入りの枝豆の販売のほか、「枝豆メンチカツ」「えだ豆プリン」「枝豆入り塩焼きそば」などの枝豆加工品、市の特産品や推奨品なども販売された。
枝付き枝豆や地場産野菜の詰まった袋を両手にぶらさげた市内の主婦は「この時期が毎年楽しみ。枝豆は家に帰ったら調理し、旦那と一緒にビールで乾杯する」と笑顔を見せた。
ヌーヴォー(枝豆解禁)祭に先立ち行われた式典で、大山忍市長は「ブランド化はもちろん、おいしい枝豆を食べながら地域一体化を目指す」と述べ、八潮市商工会の藤波達也会長は「八潮ブランドの枝豆を地域や全国に発信していきたい。おいしさをPRしたい」と強調した。
同祭は2010年に駅前商業施設「フレスポ八潮」の駐車所で初開催。コロナ禍の際は中止場所・開催方法を変更して即売会を行うなどしてきた。昨年、場所を「フレスポ八潮」に戻したが、来場者が年々増加したことを受け、今年は同公園に変更した。
また、今月16日午後3時から同公園で「やしお枝豆大感謝祭」の開催も予定されている。