サツキ展
園芸ファンに人気のサツキが一堂に会する｢第26回吉川さつき展｣が５月18、19の両日、吉川市の市民交流センターおあしすで行われた。主催は吉川さつき会(斉藤詔治会長)。
腕自慢が今年も集まった。毎年、会場で１鉢５００円で販売された苗木を育て、出来栄えを競う｢競技花｣が行われている。１年もの、３年ものに分かれ、花の数や木の勢い、形が競われる。
｢１年間愛情をもって施肥や消毒をすれば花がつくし、３年もすると幹も太くなる｣と斉藤会長。今回の１年ものは｢琴の舞｣、３年ものは｢さくら｣という品種が対象で、知事賞、市長賞などの受賞作品がズラリと並んだ。
ベテランによる作品展示も人気だった。｢大品盆栽の部｣や｢銘花の部｣では、30年以上かけて作り上げたサツキもあり、優秀賞に選ばれていた。また、今年は｢陽炎（かげろう）｣という品種が販売された。サツキは展示会後、市役所入り口や吉川駅構内に展示され、道行く人の目を楽しませていた。