脳に刺激 健康維持にも 18日越谷で発表会
体をたたいたり声を出したりしてリズミカルな音を作り上げるボディーパーカッションの体操グループ「ぐらーじゅく」が18日午後1時30分から、越谷中央市民会館劇場で発表会(東武よみうり新聞社など後援)を行う。公演を前にメンバーたちは練習に励んでいる。
2002年11月に越谷市で生まれた「音楽と朗読を楽しむ★ぐらーじゅ」を引き継ぎ、約1年半前に新しいグループとして始動したのがぐらーじゅく。体や声によるオリジナル体操からスタート。楽器を使わず体一つで、音楽の知識がなくてもリズムに合わせて体操できる。これなら出来そうだと、9人が1期生として集まった。
月2回、第2・4水曜日に同市南越谷地区センターで練習。「間違えて笑う」「忘れて笑う」「褒められて笑う」が基本だ。「上手にできなくていい」という講師で代表の相葉早苗さんの言葉に、60代後半~86歳の女性たちがチャレンジしている。相葉さんは「楽しむ力が貪欲、熱心で、カッコいい」と感心する。
「体の動き、朗読する声、打楽器の約束事など脳に刺激を与え、高齢者にはうってつけ」と副代表の江原房子さん。会員の飯田貴子さんも「ボディパは超脳トレ。足踏みで骨密度が上がり、血流もよくなる」と話す。
発表会「ボディパ体操と声の世界~リフレッシュと学びを楽しむ~ぐらーじゅく」では、「面白いことを発信したい」(相葉さん)、「元気を届けたい」(飯田さん)とメンバーたちは願っている。入場無料。
<問い合わせ>
江原さん☎965・6596。