利用者に応じ司書が選定 老人クラブなど訪問
三郷市はこのほど、本を積んで地区サロンや老人クラブなどに出張する「ふれあいブックワゴン2号車」を導入した。
同市マスコットキャラクターの「つぶちゃん」をモチーフとしたカラーリングが特長。図書館司書が選んだ高齢者向けのオススメ図書セットの貸し出し訪問や、司書による読書講座訪問を中心に活用される。
2号車も1号車と同様、図書館から遠方にある保育施設や高齢者施設などの利用者に、約50万冊に及ぶ市の蔵書に親しんでもらい、本に興味を持ってもらうことが目的。届ける本は季節や施設の利用者の年齢、要望などに応じて司書が選定し、本を1か月間ほど貸し出す。同車には約4~500冊の本を収納出来る。
担当する「日本一の読書のまち推進課」では「1号車よりも小回りが利き、公共施設以外の地区サロンや老人クラブなどにも行きやすい。これを機にさらに本に興味を持ってもらいたい」と話している。
<問い合わせ>日本一の読書のまち推進課☎︎930・7818。