学校給食コンテスト 受賞した献立大好評
吉川市はこのほど、昨年の夏休み期間に募集した、吉川産の食材を使った学校給食の献立や新メニューを考える｢学校給食献立コンテスト｣の選考を行った。
組み合わせを考える｢献立部門｣には３６１点の応募があり、教育長賞は｢おかずもデザートも！ よくばり吉川づくし給食｣を考案した岩崎あんさん(北谷小３年)が受賞した。｢大好きなタコライスに吉川のおいしい野菜をたっぷり入れました｣と、白菜、大根、長ネギを使い、小松菜ペースト入りのキャロットケーキ、キャベツとブロッコリーのおかかあえを添えた。同部門では、優秀賞の｢色んな味を楽しめる献立｣の一乘陽生（はるき）さん(南中２年)、｢吉川産食材をたくさん使った献立｣の千葉巧都（たくと）さん(美南小６年)ら計10人が入賞した。
一方、新メニューや作り方を考える｢メニュー部門｣では、１１５点の応募作品から｢吉川産はちみつ入りにんじん･こまつな蒸しパン｣を考案した安蒜澄伶（すみれ）さん(栄小１年)が市長賞を受賞した。｢野菜が苦手な人でもおいしく食べられるよう、はちみつを入れて小松菜の苦みを抑えたことがポイント｣と言う。また、優秀賞の｢吉川カラフル混ぜご飯｣の引場義友さん(栄小３年)、｢こまつなキーマカレー｣の関根彩葉（いろは）さん(南中２年)ら計10人が入賞した。
１月24日に栄小学校で中原恵人市長、１月30日に北谷小学校で戸張利恵教育長が賞状を渡し、受賞した献立を試食した。市長賞、教育長賞、優秀賞に選ばれた６つの献立とメニューは、全国学校給食週間(１月24～30日)に給食で提供され、大好評だった。
同市教育総務課学校給食センターの青柳乃り恵所長は｢受賞した献立はすべて好評だった。メニュー部門で選ばれた作品は、栄養士が栄養バランスを考えて出した。みんなおいしいと言ってくれた｣と話していた。
