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越谷/甘いのど〜れだ

「越谷いちご」食べ比べ 6月上旬まで

収穫したイチゴ「あまりん」を手にする荻島部会長
収穫したイチゴ「あまりん」を手にする荻島部会長

 「越谷いちご」のシーズン到来―。越谷市農業団体連合会観光農園部会の荻島元治部会長(58)が経営するイチゴ観光農園「ストロベリーガーデン おぎしま」(同市小曽川294)では、6月上旬までさまざまな品種を楽しめる。
 栽培品種は、紅ほっぺ、かおり野、章姫(あきひめ)の3大品種に加え、あまりん、はるひ、よつぼし、スターナイト、ほしうららの計8品種。連日、親子連れらが訪れている。
 同市内に9か所あるイチゴ観光農園の特長は、多品種の食べ比べができること。荻島さんの農園では、来場者を飽きさせないよう、常時5、6種類を試作し、2年に1度新品種をデビューさせている。今年は「はるひ」、昨年は「スターナイト」が登場した。「今は甘くておいしいだけの〝ザ・イチゴ〟ははやりじゃない。ほのかに桃の香りがするとか、お客さんの声を聞いて作らないと」。越谷でないと食べられない特別なイチゴを栽培中だ。
 昨夏の猛暑の影響で収獲が例年より2週間遅れとなった。「そんな年でもお客さんがまた来てくれるとうれしい」と喜ぶ。
 料金は、30分間食べ放題で、大人(小学生以上)2200円、小人(3歳以上)1400円。0~2歳は無料。月・金定休。予約はホームページと電話で受け付け。1、2月は来場希望日の1週間前の午前10時から予約できる。定休日も午前8時半から自販機でイチゴを販売中。
 <問い合わせ>ストロベリーガーデンおぎしま☎080・5443・1583。ホームページホームページichigo-ogishima.com