特産冬野菜「サントウサイ」が人気
「第2回JA越谷市地産地消フェスタ」が9、10の両日、越谷市増林2丁目のJA越谷市農産物直売所グリーン・マルシェ1号館で行われた。地域の活性化と地産地消を目的に冬野菜の販売をするもので、朝早くから多くの買い物客でにぎわっていた。
特に人気だったのは、越谷の特産品「サントウサイ」で、これを目当てに山梨県や横浜市から来た人もいたほどの人気ぶりだった。
「昔からここはサントウサイだからね。15日くらいに漬けると正月においしく食べられる」と、購入した80代女性はにっこり。
入り口ではニンジンとジャガイモの詰め放題(1袋300円)が行われ、主婦らが真剣なまなざしで「こんなに入った」「まだ入る」などとうれしそうに野菜を詰め込んでいた。
「ここの野菜は新鮮だから」と地元の主婦らも買い物に。屋外で豚汁(1杯200円)をおしゃべりしながら味わい、くつろぎの時間を過ごしていた。
もう一つのお楽しみは抽選会。購入金額2000円につき1枚、抽選券が渡され、抽選が1回できる。1等は越谷産コシヒカリ10キロ1本、2等は同5キロ7本、3等は同2キロ20本、4等は越谷産野菜10本。買い物客はガラガラ(回転抽選機)を回して、歓声とため息を漏らしていた。
「昨年は雨だったが、今年は天候に恵まれた。去年より人は多い」とJA職員は手応えを感じていた。