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草加市/恐竜姿で爆走 スポーツフェス 着ぐるみで99人競う

着ぐるみで力走する参加者
着ぐるみで力走する参加者


 「草加スポーツフェスティバル」が9日、草加市内の2体育館で行われ、市民体育館では99 人が参加してティラノサウルスレースの熱戦が繰り広げられた。
 このレースは薄いナイロン製の着ぐるみを空気で膨らませて走るもの。走る姿が滑稽なことから、最近、各地のイベントなどで大人気となっている。7月の「草加松原夢祭り」で人気を呼び、公益財団法人草加市スポーツ協会が企画した。
 朝から冷たい雨が降る中、同体育館には参加者が続々到着。着ぐるみを着ると、気分はもう恐竜。次々走り出す姿に会場は笑い声に包まれた。
 吉川由紀乃さん(41)はマイティラノを持参。達馬君(8)、ゆりのちゃん(6)と家族で参加し、「はやっていたから1か月前に購入した。私が出ると言ったら、家族も出ると言って……。次は友だちを誘って出たい」とやる気満々。青木維芯君(7)はチラシを見てすぐ参加を決めたという。
 室内での徒競走のため、人数を制限し、子どもの部と大人の部に分かれ、それぞれ4部制で開催。子どもの部第1部で優勝した佐藤悠希君(10)は「最高です!」と喜びを表していた。
 スポーツフェスティバルは同市が主催、同市スポーツ協会が共催した。雨天のため、そうか公園などで予定されていたスケートボード、野球、テニスなどは中止となった。