21日・市民大会など
手軽にプレーでき、生涯スポーツとして人気の高いグラウンド・ゴルフに、絶好のシーズンが到来した。全国有数の規模を誇る草加市グラウンド・ゴルフ協会(髙島保会長)は、21日にそうか公園多目的運動広場で「草加市民大会(市体祭)」を開催するほか、12月4日には同広場で「秋季大会(会長杯)」と兼ねる形で「草加警察署長杯」を初開催する。さらに11月15日には越谷市の連盟との交流大会、22日には「第8回アダチ・ニュー・スポーツ交流大会」と大きな大会が目白押しで、会員は練習に熱を入れている。
「草加市民大会」と「秋季大会」は、5月の「春季大会」(テリア杯)、1月の「新春大会」と並んで同協会が主催・主管する4大大会の一つ。夏場は暑さからどうしても練習の参加者が減るが、秋口から一気に活発になる。その成果を発揮する最初の大会が「草加市民大会」だ。参加者233人には一般参加8人も含まれる。4コース64ホールで競い、男女1~3位に賞状、30位までに賞品、その他ホールインワン賞、1コースで3回ホールインワンを出すとダイヤモンド賞が授与される。同協会事務局長の古江健一さんは「1打違うと10人が同位で並ぶ接戦になる。その中でコミュニケーションができ、仲間が増えてくるといい」と話した。
草加署長杯は草加署からの提案で新設された。グラウンドが確保できないため、秋季大会と兼ねて初開催することになった。同協会会員の多くは高齢者で、「高齢者に交通安全を啓発する場としてうってつけ」(古江さん)という。
こうした大会に参加して和気あいあいとプレーしながら、仲間作りできるのはグラウンド・ゴルフ最大の魅力。加えて、協会年会費も1500円と安価で、地区ごとに違うものの大会参加費は300~500円程度。スポーツの秋を迎え、「協会に加入して一緒に活動しませんか」と、呼びかけている。
<草加市グラウンド・ゴルフ協会の問い合わせ>古江事務局長☎927・4730。
来月22日は「アダチ・ニュー・スポーツ交流大会」 当日参加もOK
高齢者向けスポーツ用品を販売する東京都足立区の「アダチ・ニュー・スポーツ」(株式会社大出)が11月22日、草加市のそうか公園多目的広場で、「アダチ・ニュー・スポーツ・グラウンド・ゴルフ交流大会」を草加市グラウンド・ゴルフ協会の後援を得て開催する。オープン大会で、東京や茨城など市外、県外からの参加者も多いため、普段会わないプレーヤー同士が交流したり、技術上の刺激を与え合ったりする機会となる。
同スポーツの代表取締役、山下邦代さんは、「体調不良の代理参加や当日参加もOK。コロナで出られなかった人にも参加を呼びかけたい」と話す。
スポーツ用品販売会社主催とあって賞品も豪華。男女各20位までに賞品が贈られるほか、男女各3位以内にはクラブが贈呈される。また、ホールインワン賞のほかに、ダイヤモンド賞(アダチ賞)があり、同賞のロゴ入りボールが贈られる。「参加者に賞品などで還元する分、プレーヤーを増やしていきたい」と山下さんは期待する。
一般のエントリーは一応、今月20日までとなっている。参加費1人1000円(税、スポーツ障害保険料、プレー費込み)。申し込みは同スポーツの山下さん☎03・5284・8040まで。