草加市神明の札場河岸公園内のお休み処「草加宿芭蕉庵」で9月中旬頃まで「浴衣の着付け・レンタル」を行っている。
草加の浴衣は県の伝統的手芸工芸品にも指定されている、市を代表する特産品の一つ。「彩の国伝統工芸士」の昼間時良さんが「注染」と呼ばれる伝統の染色技法で染め上げたもので、女性用(適合身長155~165㌢)は13種類、男性用(同165~180㌢)は5種類の浴衣から選べる。
利用料は、着付け、クリーニング代、下駄のほか、バッグや番傘などの小物レンタルまで含めて2000円。着付けにかかる所要時間は約20分。
希望者は利用日の4日前までに、代表者氏名、住所、電話番号、申し込み人数、希望日、希望浴衣番号(当日の選択も可)を電話、ファクス、メールのいずれかで「草加宿芭蕉庵」まで申し込む。受付時間は午前10時30分から正午までで、浴衣の返却は午後3時30分まで。詳細は市のホームページや「草加宿芭蕉庵」などに設置されているパンフレットなどで確認できる。
「草加宿芭蕉庵運営協議会」(青柳優会長)の角田良子副会長は「草加の浴衣を広く知ってもらい、積極的にレンタルして着てほしい」と述べ、「浴衣のイベントなどを行い、伝統技能で作られた草加の浴衣を広く普及させたい」と話していた。
一昨年は37件、昨年は21件の実績がある。
<申し込み・問い合わせ>草加宿芭蕉庵☎・FAX948・6882▽メール:info@shinmeian.com