草加市瀬崎の「瀬崎浅間神社」で7月1、2の両日、例大祭が行われる。昨年まではコロナ禍のため規模を縮小していたが、4年ぶりの通常開催となる。
同神社は富士山の神霊「木花咲耶姫命」を祭神としており、初日は富士山の山開き(山梨側・吉田口)に合わせて開催。同神社には富士塚もあり、富士山頂で神霊に祈誓を捧げる「冨士行」(午前10時~)や、神事(例大祭、午前11時~)子ども神輿曳き太鼓(午後1時~3時20分)が行われる。
2日目は、神霊が宿った神体や依代などを神輿に移し、氏子地域内に御幸したり、御旅所や元宮に渡御したりする「神幸祭」(今年は御本社神輿、二之宮神輿の渡御、午後0時40分~7時30分)が行われる。
御朱印は両日とも午前10時~午後3時まで受け付けるほか、約180店の屋台が出店する。
氏子総代の浅古八郎さん(78)は「瀬崎のまち全体が一体となって結束を固めるお祭りで、草加の最初のお祭りがこの例大祭」とし、「一人でも多くの人が希望を持ってもらい、笑顔があふれるお祭りにしたい」と話している。
<問い合わせ>浅古さん☎090・3510・6351。