三郷青年会議所(谷田勇樹理事長)が8日、三郷市早稲田の江戸川第二運動公園多目的広場でサプライズ花火を打ち上げた。
3日に三郷市文化会館や早稲田公園で行われた「第53回埼玉ブロック大会三郷大会」で、市をPRするイベントの一つとして開催される予定だったが、悪天候のため延期されていた。同大会では「三郷の味力 うまいもん祭り」など、市の魅力を体感できるさまざまな企画を実施した。
8日も小雨がぱらつく天候だったが、約250発の光の大輪が初夏の夜空を彩った。打ち上げは事前に告知していなかったものの、会場には約100人が詰めかけ、スマートフォンなどで光の競演を撮影していた。
谷田理事長は「コロナ禍で市の花火大会も開催されていなかったため、少しでも笑顔でいられる時間を届けられればと、4か月ほど前から準備してきた」と明かし、「もっと多くの人に見てもらえれば良かった。サプライズにしたのは残念だった」と話していた。