出産･子育て支援 各市でスタート

　越谷市と草加市、三郷市、吉川市の東部地区各市は、1日から｢出産･子育て応援事業｣をスタートした。
　妊娠期から出産･子育てまで一貫した｢伴走型相談支援｣と｢経済的支援｣(妊娠･出生届出を通じ計10万円)を一体とした事業で、国の第2次補正予算を使った取り組み。
　｢伴走型相談支援｣は、保健師･助産師らが母子健康手帳交付時から妊娠･出産･子育てについての相談を受けるもの。妊娠届け出、妊娠8か月前後、出生届け出時の時に面談する。
　｢経済的支援｣は、妊娠届け出時、出生届け出時に面談し、アンケートに回答した人に支給。妊娠届け出時に妊婦1人当たり5万円の｢出産応援給付金｣。また、出生届け出時に新生児1人当たり5万円の｢子育て応援給付金｣を支給する。
　対象者は｢出産応援給付金｣が①今年2月1日以降に妊娠届を提出する人②今年1月31日以前に妊娠届を提出し、今年9月30日までに出産予定の人。｢子育て応援給付金｣が昨年4月1日から今年1月31 日に生まれた新生児･その養育者などとなっている。
　また、八潮市、松伏町でも準備が整い次第、事業を開始する予定。申し込み期間などは各市町によって異なるので、ホームページや広報紙などで確認を。