八潮ロータリークラブ(髙橋倫代会長)がこのほど、「クリスマスドロップ作戦」に1000ドルを寄贈し、同日の例会でオンラインによる寄贈式が行われた。
「クリスマスドロップ作戦」は、1952年に米軍の気象偵察航空隊がハワイからグアムに帰投中、赤道近くの島々で手を振る島民を発見。クリスマスシーズンだったことから、身の回りの物資をかき集めて袋に詰め、パラシュートで投下したのが始まりという。現在では、西太平洋のミクロネシア諸島の50以上の島々に、食料品やスポーツ用品、おもちゃ、衣料品など暮らしを助ける備品を投下している。
2015年からは航空自衛隊やオーストラリア、ニュージーランド空軍なども参加している。
今回、7月に高橋会長が就任したことなどがきっかけで、初めて同作戦に参加することにしたという。
オンライン寄贈式にはグアム・サンライズロータリークラブのバーニー・シューマン氏や同作戦実行委員会長のパブロ・ゴンザレス・マルティネス曹長(米軍)も参加した。
シューマン氏は「この使命を支援することで笑顔と歓声がもたらされる」と述べ、マルティネス曹長は「困難を物ともしない皆さまのサポートと軍隊の絆で、今後、さらに作戦が成長することを願う」と話した。
髙橋会長は「海外での交流と人道支援ができた貴重な機会。今日を迎えられて感謝している」と述べた。