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草加市内の男性保育士たちの和太鼓集団「草加 保育魂」が9月10日、同市文化会館ホールで開かれる「彩の国さいたま童謡コンサート2022」(県主催)に出演する。
保育の現場では太鼓や踊りが必須で、研修などもあるため、同市立保育園の保育士ら10人が「もっとスキルアップを」と、2019年12月に「草加 保育魂」を結成した。現在のメンバーは40代を中心に元保育士1人を含む8人。月2回の川柳文化センターでの練習のほか、各自、都内や草加市内の太鼓教室などに通っている。草加和太鼓祭りをはじめ、高齢者福祉施設や地域のイベントなどでの出演依頼もあり、年平均7、8回公演しているという。
コロナ禍で出演は激減し、今回の童謡コンサートは3年ぶりの舞台となる。ステージでは、スピード感あふれる「つむじ風」や、横打ちでワンフレーズを繰り返す「三宅太鼓」の2曲を披露する。代表の小倉耕次さん(49)(新栄児童センター)は「お客さんと一体となり、会場全体が楽しくなる演奏をしたい」と意気込む。
童謡コンサートの観覧申し込みは、10日まで電子申請などで受け付け中。問い合わせは、県文化振興課「童謡コンサート」係☎048・830・2882。
メンバーは次の通り(敬称略)。
小倉耕次(代表)、古川貴理(43)=高砂児童クラブ=、首藤順志(47)=栄児童クラブ=、中村耕一郎(43)=きたうら保育園=、石井成明(47)=しんぜん保育園=、名古健一郎(38)=やつかかみ保育園=、池田倫崇(35)=しんえい保育園=、中村将宏(35)=元保育士。