両手に持った2本のポールを突いて歩く、「ノルディックウォーキング」の体験会が5月19日、草加市の「そうか公園多目的運動広場」で開かれ、中高年の男女約20人が参加した。
「ノルディックウォーキング」はフィンランドが発祥。2本のポールを手に持つため、通常のウォーキングに比べ、「カロリーの消費量アップ」や「上半身のエクササイズ」に効果があり、ポールで体を支えるので「膝関節への負担軽減」などのメリットがある。子どもから高齢者まで無理なく取り組めるのも特徴。
同日は同市スポーツ協会(谷古宇勘司会長)の和知正也さん(38)が講師を務め、ストレッチを行った後、参加者たちがポールを自分の身長に合わせて調整し、体験した。
最初は慣れなかった人たちも、実際に歩いてみると「歩く姿勢がよくなった」「歩幅が広くなった」などと効果を実感していた。和知さんは「大切なのは自分のペースで続けること。楽しみながら継続してもらいたい」と話していた。