草加市瀬崎4丁目と東京都足立区花畑5丁目をつなぐ人道橋「花瀬橋」が完成し、3日、「文教大学東京あだちキャンパス」の講堂で、「花瀬橋及び親水拠点完成記念式典」が行われた。
「花瀬橋」は東京都と草加市の境を流れる毛長川に掛かる橋長約32㍍、幅約4㍍の人道橋。足立区花畑地区と草加市瀬崎地区の各1文字を取った橋名となった。
同日はあいにくの天気だったが、約80人が式典に出席。足立区の近藤やよい区長が、「足立区と草加市が大学を中心とした新たなまちづくりで協力していきたい」とあいさつした。
また、草加市の浅井昌志市長も「地域と大学が共に成長し、協力していければ」と述べた。
式典には、同橋の橋名板に刻む橋名を揮毫した草加市立瀬崎中学校1年、村上七海さん(12)(揮毫当時、市立瀬崎小6年)と、県立草加南高校1年、石田龍生君(15)(同、同瀬崎中3年)=昨年8月30日付、既報=らも出席した。
近藤区長から感謝状を贈られた村上さんは「草加せんべいが東京にも広まってほしい」と言い、石田君は「草加市と足立区のかけ橋になれば」(石田君)と話し、2人は揮毫した文字の橋名板を見て感動した表情だった。