八潮市はこのほど、日本薬科大学(丁宗鐵学長、本部・伊奈町)と「包括連携に関する協定」を締結した。
この協定により、「産業・経済の振興」「健康づくり」「スポーツ、教育及び生涯学習」「人材育成」など、多岐にわたり連携することで、地域の発展や市民サービスの向上を図ることを目的としている。
締結式には、同大の都築稔副学長らが参加し、「漢方や医療、食や健康予防などで自治体の役に立てれば」と述べ、「八潮の“八つの野菜”を用いたお菓子などの製造販売も検討していきたい」と意欲をみせた。
また、大山忍市長は「地域の魅力や人材など、双方の持つ資源を有効活用することでお互いに協力して行きたい」と述べた。