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草加モノづくりブランドに4件認定

電熱式燃焼促進装置クレバー
街歩き用皮革ショルダーバッグ
半導体ウエハ試作開発用単槽はんだ付け装置
そうか七福鍋

 草加市の〝ものづくり〟の活性化を目的とした「草加モノづくりブランド」(主催・草加モノづくりブランド実行委員会)の今年度の認定品がこのほど決まった。

 今回は、「SDGs(持続可能な開発目標)」への関心や、新型コロナ感染対策を意識した2製品、1技術、1食品を認定した。

 製品部門の1つ目は、「電熱式燃焼促進装置clever(クレバー)」。「イージーカスタマイズ」(尾形伸一代表、市内谷塚2)が開発した車の燃費アップ、排ガス抑制など省エネ、環境に配慮した自動車製品。

 2つ目は、「Holiday~お気に入りをつめこんで~」と名づけた「アトリエ エム」(宮野明美代表、市内氷川町)が製作した、街歩き用の皮革製ショルダーバッグ。体にフィットしたコンパクトで収納力にすぐれ、出し入れも簡単なバッグだ。

 技術部門は、「大和製作所」(澤田豊代表、市内旭町)の「同一ゾーンで余熱から冷却まで行うコンパクト設計技術及び変形した表面を均一に加熱できる熱処理技術」。半導体ウエハ(半導体物質の結晶でできた円形の薄板)の試作開発用に単槽はんだ付け装置を開発。

 また、食品部門は、「埼玉屋旅館」(田川浩司代表、市内高砂)の「七福そうか鍋」。鶏ベースのだし汁に地元特産の小松菜、草加せんべいなど7種の具入り。冷凍食品セットも販売している。