「JA越谷市」は、低農薬、有機肥料で育てた越谷産コシヒカリ「越谷ふるさと米」を使った「合格祈願米」を販売するため、12日、同市相模町の大聖寺で米の祈願を行った。
同寺境内での祈願には、JA職員らが集まった。加藤弘詔住職(53)がトラックに積み込まれた袋詰めの米(約2400㌔)に対し、「合格祈願」を行った。
「合格祈願米」の販売は今年で4回目。JA越谷市の染谷朝授組合長(67)は「越谷ふるさと米は、低農薬、有機肥料使用のこだわりの米。受験生には、おいしいお米を食べ栄養を取って、元気に受験し合格してほしい」と話す。
加藤住職は「昨年から続くコロナ禍で受験生も例年以上に神経を使うので、1日も早いコロナの終息も願った」としている。
「越谷ふるさと米」は同市内13軒の農家が、県の特別栽培米基準よりも農薬使用量を抑え、有機肥料100%で育てた米。この「合格祈願米」は今日22日から、JA越谷市の農産物直売所「グリーンマルシェ」(同市増林)「グリーンマルシェ2号店」(同市七左町)で、五角形の「特製合格祈願えんぴつ」を付けて、1㌔・㌘特製袋入り500円で販売する。
<問い合わせ>グリーンマルシェTL963・3003。
「合格祈願米」22日から販売開始・JA越谷市の「越谷ふるさと米」