市立瀬崎中学校(飯島隆校長)は10月13日、交通事故を再現し、その恐怖や危険性を学んでもらおうと、全校生徒を対象に”交通事故再現スタント“を実施した。
同日はあいにくの天候のため、校庭で自動車を使う予定から、体育館で自転車を使った再現スタントに変更された。体育館には3年生だけが入り、1、2年生は映像がオンラインで配信された。スタントは、携帯電話を使用しながらの運転や、イヤホン着用、一時不停止、並走、蛇行運転などの危険運転をスタントマンが生徒の目の前で実践する”スケアード・ストレート(恐怖を直視する)”方式で行われた。
松本和季君(15)(3年)は「事故や事故の再現は見たことがなく、恐ろしさが伝わってきた。交通ルールを守る大切さを改めて認識させてくれる貴重な時間だった」と感想を話した。
飯島校長は「2人乗りや無灯火などが原因で、交通事故は常に身近で起きている。今日の学習を今後の生活に生かしてもらいたい」と話していた。
事故再現で怖さ実感