草加市

草加商議所まつり、2年ぶり盛況

 「草加商工会議所まつり」が3日、草加市の松原綾瀬川公園で開かれ、約2万5000人(主催者発表)でにぎわった。
 草加商工会議所(野崎友義会頭)と同まつり実行委員会(清水秀逸委員長)の主催。コロナ禍のため、2年ぶりの開催で、久しぶりに多くの出店ブースやステージイベントなどで会場は盛り上がった。
 今年のイベントのテーマは「復活の象徴」。同商議所が創立30周年の節目のため、地域経済復活の契機にしようと、実施された。会場内は柵で囲って入場制限し、検温、消毒を徹底するなど感染防止対策が徹底された。
 イベントは例年より縮小されたが、市内の人気飲食店のテイクアウト販売や、市内小学生の絵画を飾る青空美術展、恒例の地場製品の展示販売の「モノづくりダイレクトセール」には大勢が詰めかけていた。
 名物の”よさこいイベント”では、市内外から駆けつけた、各団体が迫力満点のよさこい踊りを披露。フィナーレでは、よさこい踊りチームの旗が乱舞する“大旗の競演”が行われ、会場は熱気に包まれていた。
 主催した同商議所の野崎会頭は「子どもたちの笑顔や2年ぶりの踊りで、声を詰まらせる出演者の姿を見て開催してよかった。協力してくれた方々に深く感謝したい」と話していた。