このかみごたえ、コシの強さはどこにも負けませんーー。越谷市増森の農地所有適格法人「楽農三恵園」(吉田忠茂社長)は7月から、初の“ご当地うどん”の「武州越ヶ谷・元祖・卯之助うどん」を開発して、販売している。
「卯之助」は、同市出身の江戸時代の“日本一の力持ち”「三ノ宮卯之助」のこと。
新発売のご当地うどんは、“日本一強い”にあやかって命名された。大きな石を持ち上げるには腰が重要と、「うどんのコシ」にこだわったという。
うどんは真四角に切り、小麦の色を生かした、茶色がかった麺が特徴。これからの季節は、温かいつけ汁で食べるのがお勧めという。
「卯之助うどん」は生麺タイプの販売のみ。同園では2人前(400㌘)入り1パック500円。越谷駅前の「ガーヤちゃんの蔵屋敷」とJAの農産物直売所「グリーンマルシェ」でも550円で販売している。同園のホームページでネット販売も行っている。
<問い合わせ>楽農三恵園☎960・6288。
コシの強い「卯之助うどん」