この春、草加市内の小学校に入学する新1年生の交通安全を願う「黄色いワッペン (交通安全ワッペン)」の寄贈式が3月28日、同市役所で行われた。

寄贈式には、市内21校の新1年生を代表し、市立瀬崎小学校の新1年生、浅古楓和さん、木之下涼介君、佐藤朋香さん、冨岡悠君、堀松廉君、三浦ひまりさんの6人が参加した。
贈呈者を代表し、損害保険ジャパンの尾藤誠越谷支社長が「交通ルールを守り、交通事故に遭わないよう登下校してください」とあいさつ。第一生命の高橋麻衣子・営業推進統括部長が目録を山川百合子市長に手渡した。

その後、山川市長や贈呈4社の代表者らが新1年生の左肩にワッペンを取り付けた。児童たちはワッペンに描かれたキャラクター、ピカチュウに大興奮。「ピカチュウがいるのが気になった」「これを付けて登校できるのが楽しみ」などと喜んでいた。


山川市長は「子どもたちが安全・安心に過ごせるよう、今後もご支援やご協力をお願いします」と謝辞を述べた。
ワッペンは、みずほ銀行草加支店、損害保険ジャパン日本興亜越谷支社、明治安田生命保険相互会社越谷支社、第一生命保険埼玉東部支社の4社によって、市内21校の新1年生計1739人に贈られた。1965年に開始し、今年で61回目。今回を含めこれまでに14万8252人分を寄贈している。