八潮市

八潮/八潮で「寿野球」が開幕

1チーム 合計450歳

 八潮市寿野球協会主催の「2025年度リーグ戦大会・市民体育大会」が3月30日、同市大瀬の大瀬運動公園野球場で開幕した。1チームの選手の合計年齢が450歳以上になるよう規定された大会で、今年は市内11チームが総当たりで熱戦を繰り広げる。

選手宣誓するアンクルズの比留間さん


 開会式では、アンクルズの比留間将弘さん(47)が「運動不足の解消と健康増進のため、ケガに注意しながら一生懸命最後まで戦い抜きます」と力強く宣誓。同協会の大久保龍雄会長(72)は「一昨年から他チーム選手のレンタルが可能な制度をスタートさせたが、今年は人員を1人から2人に拡張した」と強調し、「今年は人数不足で棄権するチームがないよう、奮起して戦い抜いてもらいたい」とあいさつした。

阿部店長の始球式でリーグ戦が幕をあけた


 また、八潮地区YC(読売センター)の阿部友哉店長は「最近は野球が盛り上がりを見せている」とし、「1月の陥没事故で八潮市には暗い雰囲気が漂っているが、それを振り払えるよう盛り上げてもらいたい」と選手らを激励。さらに始球式にも登板して、長期間にわたるリーグ戦開幕を告げた。