三郷市

三郷/三郷ICが開通 通り初めパレード

 常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジ(IC)のフルインター化に伴う開通記念式典が3月22日、三郷市小谷堀の特設会場で行われ、関係者や地元住民ら約160人が開通を祝った。

和太鼓集団「豊屋」の演奏に乗せて通り初めパレードが行われた
勇壮な曲を披露する和太鼓集団「豊屋」


 式典では、同市立早稲田中学校吹奏楽部や地元を中心に全国で活動する和太鼓集団「豊屋」が演奏を披露。テープカットやくす玉割り、県警パトカーの先導による通り初めパレードなどが行われた。

 木津雅晟市長は式典でスマートIC開通について、「交通の利便性だけでなく、産業振興や雇用創出などの地域活性化につながり、災害時など有事の際には緊急車両の通行や物資輸送の要にもなる」と述べた。

 同スマートICは2008年、水戸方面下り線入り口と上り線出口のハーフインターとして社会実験として供用開始。20年にフルインター化が決まり、東京方面上り線入り口と下り線出口が開通して4方向へのフルインター化が実現した。さらに、一昨年11月に開通した三郷流山橋有料道路との相乗効果で、地域の交通利便性向上が期待される。