折り紙で市のロゴ表現

「折り紙で作った最大の文章」のギネス世界記録挑戦が16日、越谷市役所エントランスホールで行われ、見事、達成した。市民が折った同市の鳥「シラコバト」を集め、同市のブランドメッセージ「水遊都市KOSHIGAYA」のロゴマークを表現した。
集まった折り紙は1万5361枚で、昨年2月に福岡県大牟田市で達成された1万3079枚を抜いて新記録を樹立したことが、ギネスワールドレコーズ公式認定員によって認定された。市民を代表して公式認定書を受け取った福田晃市長は、「市民が作ったシラコバトが集まり、ギネス世界記録と認定されたことを誇りに感じる」と話した。
新たな都市伝説を市民と作るギネスへの挑戦は、2月28日から今月14日まで行われた。学校に協力を求めたり、市職員らが来庁者に声がけしたりし、同ホールでは4日間、折り紙をする場所が設けられ、折り方指導も行われた。
同市内の75歳の女性は「折り紙なら参加できると思って。それで文字を表現するのは新しい」と熱心に折っていた。
認定の日には、プロバスケットボールチーム「越谷アルファーズ」の専属チアリーダー「アルファヴィーナス」が駆けつけたほか、市民団体がゴスペルやチアダンスを披露して盛り上げた。折り紙は5月上旬まで同ホールに展示される。