チアの高校生 3人に優秀賞

体育・スポーツの振興に貢献し、功績のあった選手を表彰する「令和6年度越谷市体育賞授与式」が2月16日、同市中央市民会館劇場で行われた。今年度は、特別優秀選手賞1人、優秀選手賞34人、優秀団体賞6団体、体育奨励賞78人、体育奨励団体賞10団体、山﨑体育賞1団体、計6部門で113人、17団体が受賞した。
特別優秀選手賞は、パリ2024パラリンピック競技大会の車いすラグビーで優勝した倉橋香衣選手が受賞した。優秀選手賞は、チアリーディング世界大会「2024 ICU ジュニア・ワールド・チアリーディング・チャンピオンシップ」の「Performance Cheer Junior Pom」部門で2位になった三浦愛華さん(18)(新栄中出身)、佐竹珠実さん(16)(富士中出身)、佐藤彩香さん(17)(千間台中出身)らが受賞した。3人は越谷出身で、小学校時代からクラブチームでしのぎを削ってきた仲間。現在、日体大柏高校に在籍し、チアリーディング世界大会で2位になったことが評価された。
佐竹さんは「団体での受賞はあるけれど、個人での優秀選手は初めて。練習はきつい時もあったけれど、世界大会目指してやってきて、2位だけどよかった」。佐藤さんは「このチームが作られた時からICU世界大会に向けて頑張ってきた。その舞台に立ててうれしかったし、優秀選手に選ばれて光栄です」。三浦さんは「1年生の頃から世界大会を意識していた。メンバーに選ばれてうれしかった。日の丸を背負って戦うことを学ぶことができて誇りに思う。2位で悔しいけど、このメンバーだから世界大会に出場できた。優秀選手にも選ばれてうれしい」とそれぞれ喜びを語った。
この他、優秀団体賞には「令和6年度新人兼県民総合スポーツ大会卓球の部」女子団体で優勝した同市立富士中女子卓球部。体育奨励団体賞には「第18回埼玉県読売少年野球ウィナーズカップ」を制した間久里スネークスなどが受賞者に名を連ねた。