英語教育推進など917億円
草加市の新年度当初予算案は、一般会計が過去最高の916億7600万円で、前年度比2・4%増。国保、介護保険などの特別会計、水道などの企業会計を含めた総額は1729億9811万円で、同1・2%増となった。
主な事業は、中学校3年生対象の英語検定に加え、中学校2年生を対象に新たなGTECを導入し、「言語活動」を中心とした授業の推進とグローバル化に対応した生徒の育成を図る「英語教育・国際理解教育推進事業」に2249万円、児童生徒1人1台の端末にAIドリルを導入し、一人一人の状況に合った個別最適な学びを図る「学力向上推進事業」に921万円。
また、虐待リスクの高い1か月児に対し、虐待の有無や発育・栄養状態などを確認するため新たに健康診査支援事業を実施し、より早い段階で育児の相談など支援の拡充を進める「1か月児健康診査支援事業」に898万円、新年度から定期接種となる帯状疱疹ワクチン予防接種の実施と65歳から5歳ごとの人を対象に個別案内や費用の一部負担を行う「帯状疱疹ワクチン予防接種事業」に4288万円。
ふるさと納税の増収に向けた取り組みを行う「ふるさと納税推進事業の拡充」に8億6215万円、環境負荷軽減を図る「公共施設照明のLED化」に3億3000万円、市内唯一の総合公園である「そうか公園」のリニューアルに向けた整備コンセプトや協議・検討を進める「そうか公園リニューアル整備事業」に1044万円など。