三郷市立高州東小学校(藤井邦之校長)の「今輝七隊(こんきセブンたい)」が「第11回全国小学校ラジオ体操コンクール」の「技術部門」で銀賞に輝き、1月16日、同校で表彰式典が行われた。

同コンクールは、小学校でのラジオ体操の普及による体力づくりなどを目指し、「かんぽ生命保険」(東京都千代田区、千田哲也社長)が2014年から毎年主催している(20年はコロナ禍のため中止)。今年は全国から約400チームが参加した。
審査では「運動の意味をしっかりと理解しながら体操していることがわかった。特に腕を回す運動、胸を反らす運動、横曲げの運動は動きが大きくてすばらしく、動きもきれいにそろっていた」と高く評価された。


同隊代表の6年生、佐藤優那さん(12)は「昨年の6月頃から休み時間を使って練習を繰り返した。みんなで息を合わせるのが大変だったけど、銀賞を受賞出来てとてもうれしかった」と話し、「自分がこんなにうまくできたとは信じられなかった。自信にもつながった」と笑顔を見せた。
同校からはほかに「澤田がーるズ」「東ガールズ」の2チームも優秀賞を獲得。出場した3チーム全て受賞という快挙を成し遂げた。
藤井校長は「今年度と来年度は県教育委員会の体力課題解決研究指定校の委嘱を受けている」とし、「意のままに動かせる体づくりを目指し、取り組んでいる。今回のラジオ体操で、その目標と同時に仲間と一緒に成功体験を味わう機会にもつながった」と喜んでいた。


また、この日は式典の他にNHKテレビ・ラジオ体操指導者の鈴木大輔さん、同ピアノ演奏の幅しげみさん、同アシスタントの杉井勇介さんらによる「ラジオ体操出張授業」も行われ、4~6年生の132人が参加した。