地元のおいしいものとすてきな手作り作品を楽しんでもらおうと、「第2回matubushi元気応援マルシェ」がこのほど、県営まつぶし緑の丘公園で行われた。
雑貨店「うれしがり屋」は、あみぐるみのキーホルダーやハンドカバーなどの毛糸雑貨を販売。「hanahana」は、ワークショップ「ドライフラワーで作る松ぼっくりツリー」を行い、30人の定員がすぐにいっぱいになった。個人で障害者や引きこもりの支援を行っている「まったり」は急きょ参加し、障害者の制作作品などを展示、販売したほか、子どもたちに無料でバルーンをプレゼントした。
特産品も松伏ならではのものが並んだ。金杉糀こうじ屋やは「味み噌そ、甘酒、ドレッシング」の3種類を出品。中でも甘みのあるまろやかな味噌は豚汁に最適と人気だった。自家焙ばい煎せん珈コー琲ヒー咲さ久く羅らでは、コーヒーのほか、ホットオーツミルクチョコレートが人気だった。
このイベントは、松伏を盛り上げようと有志がマルシェ事務局を立ち上げ、昨春、初めて実施した。松伏の推奨品、町の紹介、商品の販売などを通して活動を広げてきた。「松伏町は何もない町ではなく、いいものが隠れている町。それを紹介して、町を元気にしていきたい」と咲久羅の吉田理香さん(59)は話していた。
松伏/いいもので町元気に、雑貨類やフード販売