![「防犯のまちづくり出前講座」講習会](https://www.tobuyomiuri.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/12/16日2面防犯講習-850x568.jpg)
吉川市の下内川自治会(鎌滝和夫会長)と下内川農家組合(清水正代表)は11月17日、下内川公会堂で、「防犯のまちづくり出前講座」講習会を開き、約70人が参加した。
県東部地域振興センター県民生活担当職員が講師となり、吉川市民に身近な犯罪などの発生状況、犯罪事例とその対策などを説明特に、住宅侵入窃盗、特殊詐欺、悪質な屋根修理業者などの事例を紹介し、注意を呼びかけるとともに、防犯パトロールの進め方などをアドバイスした。
下内川地区では今年9月、一戸建て住宅で家人が就寝中、1階の窓ガラスを割られて何者かに侵入され、現金などが盗まれる被害が起きた。ほかにも不審者・車両を見かけたり、犯罪の下見と見られる若者の乗ったバイクがうろついているのが目撃されたり、屋根瓦修理の見積もり依頼を強要されたりする事案が起きている。
講師からは、無理せずできることから続けるのが防犯パトロールの基本という説明があり、参加者たちは講習会後の意見交換会で、改めて地域ぐるみで防犯意識を高め、防犯のまちづくりを進めていこうと決意したと、住民の岡田利洋さんは話している。
参加者には、景品としてソーラー人感センサーライトが1世帯1個ずつ配布された。