松伏町

松伏/自転車競技を松伏で

来月 地元出身の王者が出場 マルシェも予定

昨年の大会で優勝した織田選手(中央)Ⓒ KasukabeVision FILMz
昨年の大会で優勝した織田選手(中央)Ⓒ KasukabeVision FILMz

 シクロクロス全日本選手権2連覇中の織田聖選手の地元・松伏町の県営まつぶし緑の丘公園で12月1日、日本シクロクロス競技主催者協会(AJOCC)のトップレース「ジャパンシクロクロスシリーズ」(全10戦)の第7戦が行われることになった。「弱虫ペダルpresents松伏シクロクロス」と銘打たれ、人気の自転車漫画・アニメ「弱虫ペダル」がタイトルスポンサーになった。主催は松伏シクロクロス実行委員会。
 シクロクロスは自転車のオフロード競技で、2・5~3・5㌔のコースを自転車に乗車・降車・担ぐなどしながら周回し、ゴールの順番や所要時間を競うもの。周回数は競技中に決定される。コースには、柵や階段などの人工障害物が設けられ、必ず下車して自転車を担いで走るコースがあるのが特徴だ。
 コースの設定は、織田選手が世界選手権などで経験した海外のコースを基に監修した。1周2・5㌔、高低差20㍍以上の里山を生かしたダイナミックなコースで、丘の上から市街が一望できるロケーションにこだわった。昨年より見どころも増え、よりエキサイティングなレースが期待される。
 レースは実力別、年齢別で行われ、女子エリートは午後0時30分頃、男子エリートは午後1時30分頃スタート予定。500人程度の参加者が見込まれている。
 また、昨年と同様、会場では、「フードパントリーまつぶし」が行っている子育て応援への協力を呼びかける。織田選手が自らのSNSで参加者や観客、フォロワーに向けて食材などの提供を発信する。さらに、地元の味覚を楽しめる有志によるマルシェも予定されている。
 織田選手は、全日本チャンピオンの証である白と赤のジャージで出場する。昨年に続く地元での優勝に期待がかかる。