松伏町

松伏/松伏町に1000万寄付

医療法人社団 明日佳

松伏町に企業版ふるさと納
税をした明日佳の小野寺理事長(中央)と大矢院長(左)
松伏町に企業版ふるさと納税をした明日佳の小野寺理事長(中央)と大矢院長(左)

 松伏町の医療法人社団明日佳は10月21日、企業版ふるさと納税として、同町に1000万円を寄付した。
 明日佳は、2013年に埼玉野村病院を擁する医療法人優和会と統合し、同病院は翌年、埼玉あすか松伏病院と名称を変更した。
 町役場で行われた目録の贈呈式で、明日佳の小野寺眞悟理事長は「10年を節目に何か地元にお返しすることはできないか検討して、ふるさと納税をすることになった。地域の皆さんにいい形で使っていただけたら」と述べた。鈴木勝町長は「あすか病院は地域医療に欠かせないもので、日頃よりお世話になっている。今後とも教えを賜りたい」と謝意を伝え、小野寺理事長と大矢正俊院長に感謝状を贈った。寄
 付金は安心安全なまちづくりに使われる。企画財政課の渡辺武志主幹は「夏場、バス停にベンチも屋根もなく不便という声が利用者から出ているため、ベンチや屋根など公共交通の環境設備を検討している」と話していた。明日佳は同町内で、同病院(130床)と介護老人保健施設あすかHOUSE松伏(100床)を運営しているほか、健診センターも併設している。