草加市

草加/ママも必死 ハイハイ競争

草加で親子イベント

 「ハロウィンハイハイレース」が10日、東武スカイツリーライン草加駅前の「草加マルイ」6階のパブリックスペースで行われ、80組約160人が参加した。


 レースは、草加市を中心に子どものための活動をつないでいる「こども応援ネットワーク pine(パイン)」(浜薗浩美代表)の月1回の企画「出張ゆっことしーの遊びの時間」で実施された。0歳から6歳までの乳幼児とその保護者が、約4メートルのコースで「よちよちあるき」「しっかりあるき」「ハイハイ」「ねんね」の4種目に挑戦した。


 「よちよちあるき」と「ハイハイ」は歩いたりハイハイしたりしながら前進してゴールを目指す。「しっかりあるき」はお菓子を取ってゴールを目指し、「ねんね」は子どもがタオルに乗せられ、保護者がタオルを引いてゴールを目指した。いずれも制限時間は1分15秒。保護者たちは、スマートフォンを見せたり、おもちゃを使ったりして子どもたちの興味を引き、ゴールさせようと必死。周りの参加者らからも「がんばって」と声援が送られていた。


 また、会場には「ハロウィーンと言えば」の問いに「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と答えるとお菓子をもらえたりハロウィーンの手形スタンプを作れたりできるブースや、ハロウィーンの小物を持たせて撮影ができるフォトスペースなどが設置され、参加した親子たちは楽しい時間を過ごしていた。


 司会を務めた「出張ゆっことしーの遊びの時間」の「しー」こと眞原静さんは「参加者たちの笑顔を見ると開催したかいや意義を感じる。好評なので今後も続けたい」と話していた。