越谷市

越谷/〝蒲生音頭〟駅前で初披露

ハロウィーンの仮装も 1万5000人でにぎわう

ハロウィーンの仮装で参加する子どもたち
ハロウィーンの仮装で参加する子どもたち

 越谷市蒲生地区の「蒲生フェスティバル2024」が6日、東武スカイツリーライン蒲生駅東口駅前通りで行われ、約1万5000人が来場した。
 「蒲生音頭を広めよう」と、蒲生地区コミュニティ推進協議会が約20年前から行っている。これまで蒲生小学校校庭を会場としていたが、「出店しやすい、人が集まりやすい」と駅前開催を企画した。だが、その年は台風で流れ、翌年からコロナで開催ができず、今回が初めての駅前開催となった。
  今年は「ハロウィーンの仮装をして蒲生音頭を踊りましょう」と呼びかけた結果、通りには仮装した人たちが大勢集まった。バーチャルシンガーの初音ミクや「鬼滅の刃」の栗つゆり花落カナヲの仮装をした木之村花純さん(8)と新名結愛さん(8)は「推しになりきる」と張り切っていた。土岐つぐみちゃん(3)は、カボチャの衣装で店を回っていた。
 通りにはあふれんばかりの人が集まった。来年開催は未定ではあるものの、実行委員長の坂崎洋祐さん(61)は「今後は昔の蒲生のにぎやかさを取り戻すために、会場となる東口と商店街の両方を産業道路手前まで広げていきたい」と意欲を見せていた。