越谷市

越谷/協働のまち  市民団体が活動報告

越谷でフェスタに6000人 華道の体験や写真展も

カワセミの写真を眺める来場者
カワセミの写真を眺める来場者

 「深まれ、広がれ、地域の絆」をテーマに、9月21日に越谷市中央市民会館全館で「第17回協働フェスタ」が、28日には越谷駅周辺で「第13回ななサポまつり」が行われた。
 毎年、同市を拠点に協働のまちづくりをする市民活動団体、ボランティア団体、学校などが活動を発表する場として開催される。今回の「協働フェスタ」には約150団体が参加し、約6000人が来場した。
 1階エントランスでは、漫画家てしばまさみさんによる似顔絵コーナーが大人気で、午前15人の整理券があっという間になくなった。毎年楽しみにするリピーターも多く、池田百花ちゃん(2)はにっこりポーズを決めていた。体験コーナーでは、子どもたちが華道の体験をしたり、松実高等学園の健康マージャン部が来場者と楽しんだりした。カワセミ愛好会の写真展示もあり、美しい鳥の姿に来場者はうっとりしていた。
 前庭では、「しらこばと蕎麦打ち会」が打ちたてのそばを販売し人だかりになっていた。劇場では、叡明高校のダンスやプロバスケットボールチーム「越谷アルファーズ」の専属チアリーダー「アルファヴィーナス」などが目を楽しませていた。
 「今年は、協働フェスタからななサポまつりにつなげたこと、展示だけではなく子どもも遊べるワークショップを用意したこと、アルファーズのチアが参加したことが大きかった」と、松實宏実行委員長はこれまでにない多くの来場者にうれしい悲鳴を上げていた。